中央自動車工業の決算が発表されました。
昨年度の成長率が高かった故に、今年度は少し物足りない印象も受けますが、しかしながらしっかりと安定成長を遂げています。
進捗率も50%超えており問題ないでしょう。配当も3円増配ということで、連続増配ですね。
同社は高収益・好財務・安定成長であり、我が家のエースとして永久保有の予定です。長らく配当利回りは2.5~3.0%程の水準であり、配当目的の投資としては微妙ですが、それだけ同社の信頼が高いということだと思っています。
同社シェアの内、大半がトヨタディーラーのようなので、トヨタの最終減益予想の影響が気になっていましたが、しっかりと結果を出してくれました。
再び6,000円近くまで復活する日は来るのか。
同社HPも数年前と比較するとかなりカッコよくなってきました。採用HPを見ていると家賃補助等がかなり手厚く、さすがキャッシュリッチ企業だなあと思うところ。
一方、最近ではドローンのベンチャーに出資を発表しましたが、個人的にその点はあまり評価できないと考えています。自動車に関連してモビリティ分野への出資ということだと思いますが、中央自動車の強みとするコーティング剤の製品開発や技術営業とのシナジーが良く分からないためです。
自己資本比率も90%近くあり、潤沢なキャッシュを持っているため、次なる成長戦略への使い道を模索しているのだと思いますが、仮に本業のコーティング分野が成長飽和状態にあるならば、同業あるいはコーティングに近い分野でのM&A等で成長を続けてほしいですね。
とはいえ安心感抜群の中央自動車工業、今後が楽しみです。