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資産形成に明け暮れる南国人の日記

【新NISA】iTrustインド株式に投資してます

iTrustインド株式(42311184)を毎日積立投資しています。ポートフォリオ新興国株式を追加、新NISAの積立枠を有効活用という2つの観点からの投資です。旧NISAでは一般NISAを選択していたため、新NISAで憧れの積立デビューです。

 

さて、インドは2020年1月に仕事で行ったことがあります。ドイツ自動車大手と取引のある板金メーカーや日系重電メーカーの現地工場、日系製薬大手が使用している物流倉庫などを視察しました。いずれも稼働状況は高く、海外からの受注・投資が増え続ける状況に大盛り上がりのようで、経済発展を肌で感じた瞬間でした。

日本や欧州企業と取引のあるインドローカルメーカーは意外としっかりしており、5Sが徹底され、至るところに安全や品質関係の掲示物があり、日本の工場の景色とあまり変わりませんでした。しかし地方のローカルメーカーだと話は変わるようで、コールハプール(マハラーシュトラ州の地方都市)にあるローカルの鋳物メーカーを訪れた際、工場内を作業者が裸足で歩き周り、もちろんヘルメットや軍手等は使用しておらず。インド製品の安さの秘訣を知りました。ある意味こういうところが強みなのかもしれません。

 

そんなインドは、近年最も高い経済成長を誇る国です。IMFの世界経済成長率見通しでは2024年が7.0%、2025年が6.5%と高い水準が続いています。若年層を中心とした人口の増加、増え続ける海外からの投資など、期待が高い国です。

 

インド投資を考える中で同投資信託を選んだ理由は、ファンドの方針に共感できるからです。

iTrustインド株式 ファンドの投資方針(公式HPより)

特に「哲学」誠実な経営陣が経営する優良企業への投資、の部分が好きですね。

信託報酬は0.98%程度とアクティブファンドの中では納得のいく低さで、ポートフォリオにはNifty50非組込銘柄もあり、多々あるインデックス商品との差別化も図れます。

と言いながらも、最終的に投資判断に至ったのは、運用会社であるピクテ・ジャパンの塚本さんによる商品紹介のプレゼン動画です。サラリーマンとしてプレゼンを聴く機会はよくありますが、言葉の抑揚や表情、話すスピードなど、塚本さんのプレゼンに聴き惚れてしまい、気づいたときには積立注文を入れておりました(笑)

 

インド株式のアクティブファンドや、Nifty50などのインデックス商品に投資する際に気をつけたいことは長期の軸で考えることだと思います。今日買って、一カ月後に含み損(or含み益)だからといって一喜一憂しないこと。今日明日ではインドの人口、GDPは眼に見えて変わりませんが、これを1年、2年、5年、10年と伸ばしていくと、凄まじい成長を実感できるはずです。近視眼にならず放置し、数年後に熟した果実を味わうとしましょう。